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東海道線の大船−藤沢間への設置が検討されている「村岡新駅」([2992],[3009],[3075])についての続報です。
神奈川県、藤沢市、鎌倉市の3者でつくる「湘南地区整備連絡協議会」は、13日、新たに新駅を前提とした交通施策を策定するための専門の協議会「村岡・深沢地区総合交通戦略策定協議会」を設置すると発表しました。14日、建通新聞が報じました。
・「「村岡・深沢地区総合交通戦略策定協議会」を設置します」神奈川県(2015年7月13日)
http://www.pref.kanagawa.jp/prs/p934595.html
http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/777597.pdf
http://www.pref.kanagawa.jp/uploaded/attachment/777557.pdf
・建通新聞「JR東海道本線新駅目指し協議会を設置」(2015年7月14日)
http://www.kentsu.co.jp/webnews/html_top/150710400034.html
神奈川県がインターネットのホームページで公表した記者発表資料(プレスリリース)によりますと、既存の駅および道路の混雑緩和、環境負荷の改善を目的とし、5年から10年で、新駅を含む交通体系の確立を目指すということです。「村岡新駅」について、目標の期間が具体的に示されたのは、今回が初めてです。
新たな協議会には、▼学識経験者2名、▼鉄道事業者2社、それに▼バス・タクシーの関係者と、▼国、それに神奈川県、鎌倉市、藤沢市などで交通や道路にかかわる担当者、さらに▼道路を管理する警察の関係者が加わることになっており、藤沢市の担当部署がとりまとめを行なうとしています。あす15日に最初の会合が開かれる予定です。
一連の施策(いわゆる「施策パッケージ」)をまとめるために必要となる調査やシミュレーションなどは通常、民間の調査会社などに委託して進められます。発注は藤沢市が行なうとしています。
「村岡新駅」の設置を目指す動きについては、以下のページでまとめています。
・このサイト「【東海道線】 大船−藤沢間に新駅、地元自治体が2015年度事業化へ」(2013年6月11日、2014年9月16日掲載)
http://atos.neorail.jp/atos3/news/news_130611.html
単に地元のローカルな話題(課題)としてでなく、およそ「中電」と呼ばれる線区の沿線ではあまねく課題となるという視点からまとめています。広くご参考になれば幸いです。
・Google ストリートビュー 「藤沢市村岡東1丁目」付近(2010年10月)
https://goo.gl/maps/zekHYBpPZUm
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