フォーラム - neorail.jp R16
発行:2017/6/30
更新:2022/4/6

[3498]

【ゼオガラヒー】「システム装置」とはにわを知りたい(談)【スーパーはまかいじ】


(約24000字)

 あくまでことばの話題ですので、あしからず。

・高解像度の日立「システム装置」のイメージです
 http://funbolt.up.n.seesaa.net/funbolt/image/IMG_9567.jpg

 わあぃシステム装置。***システム装置***。うーん、システム装置。…システム装置っ。

・日立「システム装置」の用例です
 http://www.hitachi.co.jp/Prod/comp/OSD/pc/flora/support/manual/350w_hx2/hx02_05_00.pdf

 > このたびは日立のシステム装置(以下、パソコン)をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。

 …えーっ。

・「地震対策システム」日立システムズの用例です
 http://www.hitachi-systems.com/solution/a0008/construction_earthquake/

 > 耐震バンドによりシステム装置、ディスプレイ、キーボード等の機器を固定することで、OA機器落下による人的、物的被害を最小限にくい止めます。

 「システム装置」を「固定」する「地震対策システム」というものを「日立システムズ」さんがですね(中略)…うーん。うーん。

・日立水戸エンジニアリングの用例です
 http://www.himec.co.jp/business/rail/index.html

 > 地上設備と呼ばれる代表的なシステムとして、列車の安全確保と高密度運転を実現するための運行管理システムや信号保安システム、電光掲示と自動放送を行う「旅客案内システム」などがあります。

 > 車両運行の安全を担っているのが「運行支援システム装置」です。この支援システム装置は、列車の運転、停止を自動的に行う「自動列車運転制御装置」や異常時に安全に停車させる「自動運転停止装置」、車内情報をモニターする「車両情報監視装置」などがあり、これらの装置は、マイコン応用技術に加え、ネットワーク技術や3D-CADおよび強度解析技術を駆使した、高品質設計を行っています。

 ▼車載コンピューター(⇒『ボード1枚!』かも知れないですけど)のことを指して「システム装置」と呼び、用途を示して「運行支援システム装置」と呼ぶのか、▼「自動列車運転制御装置」「自動運転停止装置」「車両情報監視装置」などの装置群の総称として「システム装置」と呼んでいるのか、わかりません。日立グループとしての「システム装置」という語の使いかたと整合がとれているのか、簡単にはわからない感じがしてきます。(恐縮です。)

[3192]
 > 「理科系の作文技術」でいわれている「日立の文章はイイ!」ということが、1960年前後では特によく実感されるような気が…してきませんか?

 > …と思いましたが、「日立!」と書いてあったのは「仕事文の書き方」でした。たいへん失礼しました。

・(再掲)高橋昭男「仕事文をみがく」岩波新書
 https://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/sin_kkn/kkn0207/sin_k78.html

 > 仕事文は長すぎると読むのがめんどうですね。
 > まず読んでもらうことが必要ですから、かんたんに読め、わかりやすいことが大切なのです。

[3327]
 > 理系の人のほうが読解力が鍛えられ作文力も底上げされる例として「日立の文章はイイ!」([3192])も参照。

 > 会社や企業グループが新しいか古いかについては、小湊鉄道([3266])も参照。わあぃトランジスタ! そにートランジスタだいすき! …といって、アメリカで「誰もやらないよね☆(そのことがわかるくらいの洞察力がキミたちにあるかどうか、見極めてやろうじゃないの。)」というニュアンスでいわれたかもしれない「補聴器!」を、当時の盛田や井深らが理解できていなかったかもしれないはなし([3178])も類例だと思いまーす。

 > 先方が「補聴器」と言い出した途端にドッと笑ってみせるのが、先方が考えていた『正解のようなもの』であっただろうと、この手紙を読んでいるということは…じゃなくて、「いまのキミ!」ならわかるはずだっ! そこで笑いもせず「はあ」とだけ聞いておいたキミ(けーしょーりゃく)を、先方は「大丈夫かいなキミぃ」「まあ大筋で大丈夫そうだから、(ライセンスの供与を)よしとするか」くらいの微妙な判断をしたものと想像されます。(まったく想像です。)

[3476]
 > がんばったけど伸びなかったという人を容赦なく落第にできるかというのが、学校と会社の違いだと理解されましょう。次々に落第させてなお人材がいるというのが日立であったと、たぶんこういうわけです。本当でしょうか。いやいやいや、もっと何か『入口!』で差があっての「日立の文章はイイ!」だったのではないかと、興味は尽きないところでございます。教育や研修がうまくいった例というのは、共有されたいですよね、の意。

 いまでいえば、AIといって、本当にAIしかやっていないベンチャーと日立さんとではまるで視野の広さが違うように、当時のソニーさんもまた、トランジスターしかやっていなかったという意味では狭かったのかもですよ。そういう意味ではやはり『入口』ではなく、日立の陣容というものが「日立の文章はイイ!」という評判をつくったとも、むしろ「日立の文章はイイ!」という態勢こそが事業領域を固めていったとも…そこまでいえるんでしょうか。まったくもってわからないなぁ。(棒読み)

・鉄道通信工業さん扱いユニペックス「自動放送装置本体 <TAD-812>」より「ATOSシステム」のイメージです
 http://tettsuko.co.jp/UNIPEX.htm
 http://tettsuko.co.jp/TAD-812.jpg

 > ← 接近信号
 > ← 発車ベル信号

 > − ATOSシステム

 > 親時計信号 →

 > 構内集中放送設備

 > 自動放送用スピーカ(ホームA)
 > 自動放送用スピーカ(ホームB)
 > 自動放送用スピーカ(コンコース)

 > ワイヤレスアンテナ(ホームA)
 > <AA-300>

 > ワイヤレスアンテナ(ホームB)
 > <AA-300>

 > #ワイヤレス設備はオプションです。

 > 卓上型遠隔操作器(**)
 > <JRM-200>

 > 卓上型遠隔操作器(改札)
 > <JRM-200>

※一部の文字は判読できません。

・「リモートマイクロホン <RMM-110>」のイメージです
 http://www.unipex.co.jp/seihin/download/jpgdata/RMM110.jpg

・「ワイヤレスアンテナ <AA-300>」のイメージです
 http://www.unipex.co.jp/seihin/download/jpgdata/AA300.jpg

・「ワイヤレスマイクロホン <WM-8330A>」のイメージです
 http://www.unipex.co.jp/seihin/download/jpgdata/WM8330A.jpg

・「SD/USBレコーダーユニット <AU-501>」
 http://www.unipex.co.jp/seihin/download/jpgdata/AU501.jpg

 改札のひとが留守電…いえ、電車の遅れなどの案内を吹き込んでおいて一定間隔で流れるようにセットしてから、『駅もれ!』([3153])…じゃなくて、接客などほかの仕事ができるというソレですね、わかります。

・「PRC対応自動放送装置 <TAD-934>」のイメージです
 http://www.unipex.co.jp/seihin/download/jpgdata/TAD934.jpg

・「集中放送設備」のイメージです
 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1189473101

 > 新聞に載った係員は、この放送が上手い、と言うのでは無く、沿線の知識がものすごかったのです。

 > 各駅の住所、地図上の所在場所、駅周辺の建物、観光地、食事場所などのデータを頭に入れていて、旅客が「豊島区長崎4丁目に行きたいのだけど、どの駅で降りれば良いですか」と聞けば、「東長崎が最寄駅です」とか、「西所沢駅から知人宅に行くが、駅の近くに何か食べられるお店は無いか」と聞けば、駅周辺の食堂を案内するとか、その人に聞けば、沿線の事なら何でも判るというので、新聞にまで取り上げられました。

 > この記事が出たあと、この池袋駅の放送機の所に、キチンとした放送室兼案内所みたいな小さなボックス型の部屋が設置されました。

 新聞に取り上げられるまで、じぶんたちでは本件係員が持つ専門性を評価できていなかったという(カイシャとして)恥ずかしい話(もしくは、既存の規程上、評価のしようがなかったので取材に応じさせ、特許を取ったひとや社外で受賞したひと扱いで遇したのではないかとみられる話)でもございます。そちら側からも理解していかないと不十分であると申し添えます。そして、このエピソードは1978〜1982年ごろと推定されますが、「集中放送設備」という呼び名での導入というのは、1972年から1976年くらいのことではないかなぁ、と推定するところにございます。本当でしょうか。(あくまで理屈としては、法令が変われば呼び名も変わる類の話なので、呼び名から年代がわかると、こういうわけです。)

・「吹き込む(1)」
 http://thesaurus.weblio.jp/content/%E5%90%B9%E3%81%8D%E8%BE%BC%E3%82%80

 > 電子的に登録する
 > レコーディング
 > 録る
 > 収録

 いや〜、我々「でっかい大きな蓄音機!」に相対してからの(大巾に中略)でっかい大きな声でワンとほえてみせてから首をかしげてみせるひと(…ひとじゃないし!)みたいな顔で(…しかも長っ)、いまでも(セリフやナレーションなどの)録音のことを「吹き込む」といってですね(略)いや〜、しっけいしっけい。柿ピーのこってる?(※表現はあくまでイメージです。)

・ぎーじーべー(米Giz)より**を込めて「吹き込む」のイメージです
 http://www.gizmodo.jp/images/2010/02/100210_gramophoneing.jpg
 http://www.gizmodo.jp/2010/02/post_6728.html

 > 先日米Gizで紹介されてました。

 > されてました
 > されてました

 えーっ…。

 > 初出で「大人の科学シリーズ」と「発明発見シリーズ」を混同した表記がありました。訂正してお詫び申しあげます

 > ます
 > ます

 えーっ…。

[3178]
 > gizmo:《米口語》ほら、あの、何とかいうソレ(機械的な仕掛け)。

・「相対する(1)」
 https://kotobank.jp/word/%E7%9B%B8%E5%AF%BE%E3%81%99%E3%82%8B-421497

・「しっけいしっけい」の用例です
 https://kotobank.jp/word/%E5%A4%B1%E6%95%AC-521220

 > 「 −、−。出がけに客が来たもので遅れてしまった」

 (実在でなく登場人物でいいんですけど)「吹き込む」くらいいう世代のひと(という設定)じゃないと「しっけいしっけい」と(だけ)いってもしっくりこないですよね。<それある〜!!

・「遇する」⇒「処遇」
 https://dictionary.goo.ne.jp/jn/110877/meaning/m0u/

 > 人をある立場から評価して、それに相応した取り扱いをすること。また、その取り扱い方。

 ニンゲンといっしょくたにして述べるのは語弊がございますが、『たま駅長』がそのように遇せるのも、新聞などで取り上げられたことが根拠(=カイシャの規程に照らしておかしくない)になっているのかなぁ&そっちですかっ。(恐縮です。)

・ウィキペディア「池袋駅」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%A0%E8%A2%8B%E9%A7%85#.E8.A5.BF.E6.AD.A6.E9.89.84.E9.81.93

 > 1974年(昭和49年):地下連絡通路が開通(それまでは跨線橋を使用)。
 > 1980年(昭和55年):駅舎改良竣工。

 1974年の「地下連絡通路」とともに、防災上、「集中放送設備」が備えられ、1980年の「駅舎改良竣工」までに「キチンとした放送室兼案内所みたいな小さなボックス型の部屋」が造られたのではないかと推定してみます。(※あくまでタイムラインだけからの外形的な推定です。)いえ、「キチンとした放送室兼案内所みたいな小さなボックス型の部屋」って、営団地下鉄の改札やホームに『変な感じ!』にポヤンと(≒ちょっとじゃまな感じに)置かれているプレハブのアレと同じやつですよね。(※実物を知らないまま想像しています。)

・Google インドアビュー 「有楽町線」付近
 https://goo.gl/maps/GLLmfKMSbrq
 https://goo.gl/maps/LomdENKHift

 うわぁフェニックス…地下街なのに、地下街なのにフェニックスだし! 水じゃなくて火を出しちゃいそうな店名ですよね@なんてこったい。わあぃナマルクドド(※店内では仕上げのフライをしています[3403])! …じゃなくてですね(略)。

・現在は閉店しています付近
 https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130501/13159407/dtlmenu/photo/

 > コーヒーフロート 700円
 > メロンフロート 700円
 > オレンジフロート 700円
 > ブルーベリーパフェ 730円
 > チョコレートパフェ 730円

 おっ…オレンジフロートっ。解せぬ、解せぬぞう! …オレンジフロートたのんます。「うわぁ…このきゃくオレンジフロートたのむきゃくだよこのひと」みたいなのキターっ。いたいっ、視線がいたいっ。(※演出です。)

・「火を出す」
 https://kotobank.jp/word/%E6%A5%BD%E5%B1%8B%E3%81%8B%E3%82%89%E7%81%AB%E3%82%92%E5%87%BA%E3%81%99-460806

・大修館書店「火消しの家にも火事」ほか
 http://www.taishukan.co.jp/book/b244290.html

 > 井戸から火がでる

 えーっ。…いやいやいや、天然ガスが出ちゃったんですよ([3266])。

・NHK「東急田園都市線 トンネル内で水が噴き出す」(6月29日 17時57分)
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170629/k10011034701000.html

 > 東急電鉄によりますと、トンネルで火災が起きた際に消火活動に使う水を運ぶための「連結送水管」と呼ばれる直径10センチの管から突然、水が噴き出し、一時、高さおよそ5メートルの天井まで届く勢いだったということです。
 > 管の一部が壊れたのが原因と見られ、東急電鉄の担当者がおよそ40分後に水を止めました

 桜新町駅って、よほど古いんですね。しかし1977年だということで、上述の「地下連絡通路」よりも新しいそうですよ。えーっ…。東日本大震災での揺れのデータとか見たいかもです。ほんのちょっとの場所の違いで、揺れがまったく違ったはずですよ。(※あくまでイメージです。)

・改めましてGoogle インドアビュー 「有楽町線」付近
 https://goo.gl/maps/Xw2JVhAiM5J2

 > ○ 有楽町線
 > Yūrakuchō Line

 わあぃヘボン式。入力しにくいですけど(このフォーラムで)ちゃんと表示できてなによりです。

 > [東京メトロ]定期券うりば
 > [     ]Pass Office

 > 南通路
 > South Passage

 有楽町線については[735],[3455]も参照。えっ、[735]ですって?

[735] (2000年2月27日)
 > 営団有楽町線のシステムもH社製で

 それでもなお、有楽町線への興味は当時、湧かなかったことをしょーじきに申し添えます。


[3494]
 > 古代ギリシャに飛んだり宇宙に飛んだりするだけでは飽き足らず(SF映画の)「ターミネーター」ですか、そうですか。ふーん、ほー、へぇ〜。ターミネータについては[3136],[3352]を参照。さらに「エキスパートシステムっ!」については[3166],[3281],[3282]を参照。専門外の専門的知見そのものをただちに導入することはできなくても、その分野の専門家がどんな専門用語を使っているのかは、きちんと(じぶんは黙って)観察すれば225分くらいでわかるものですよ。…ひとのはなしをきかないひとって、いますよねぇ。

 > さすが日立のひとですのう。(恐縮ですが、事業領域が圧倒的に広いので、全体を見渡すことができるということですね、わかります。)

[3411]
 > 「詳しければ詳しいほどいいぞ★」というのがマニアックということであってですね(略)▼何のために詳しくするのか(目的)、▼それは誰のためか(読者像)、ということを考えたいということです。

・(先述)
 > この時代の工学のセンセイが思う教養のあり方と、現在の『若手』のソレとの間では、かなり違いがあるだろうと思われそうでした。

[3472]
 > ツイッターを遠目に眺めますと、秋葉原ビルが解体されて携帯電話が通じにくくなった…じゃなくて、春日野道駅のホームについて一般的な知識より先に鉄道の法令を持ち出す人もいらっしゃるようですが、そもそもの安全の確保(⇒通路の幅や面積あたりの人数)というのは、鉄道に限らず基準があるのではないんでしょうかねぇ(≒そういうものなしに鉄道だけ基準があったら理屈としておかしいですよねぇ)。

 > 発達段階にあわせて、「きちんと自慢できる」(見聞きしたことを言語化できる、印象などの良否を評価できる、整理して話すことができる)スキルを養うことが大切なのは、いうまでもありませんですとも。ええ。お金がかかっているから自慢するんだとか、どこよりも大きいから自慢するんだとか、そういうことでなくても「きちんと自慢できる」ということは、研究でいう「独創性」([3306])をしっかり示せるというところにつながっていくのですよ。…たぶん!

 > 新聞においても、ある程度を超えたところからは、「(裏付けのとれた)事実を点々と並べさえすればいいんです!(間違ったことは書いていないよ=だから間違っていないよ★)」([3454])という書きかたでは済まなくなってきて、記者もしくは編集委員(論説委員や解説委員)の責任において、自らまとめる(誰も言っていない、どこにも書いてないことを自分で新たに書き下す)ことが必要になってくるという理解でございます。

 > 「「TP」「FP」「FN」「TN」のすべてを見渡しての考察」([3283])を参照して、よーく考えよう!([3409]

 > いきなり古代ギリシャ([3041])! そうならないように、じぶんの研究範囲を、じぶんで扱える範囲に限るよう、じぶんで定義するという能動的な働きかけが必要ですぞ。

 > いま、「終戦直後」と「現在」の2点しかとらずに戦後史を眺めるなんて、とんでもない! その「現在」って、いつですか&いつなんですかっ!! あなたにとって生活が安定したころのことを「現在」と呼んで、その後、何十年経とうとも、あなたにとっての「現在」より後には時間の流れなどないかのように認識され続けているのではありませんかっ!? …えーっ!!

 「古代ギリシャ!」なのはJRのえらいひとの招待論文と、大手広告代理店のひとが講談社あたりの高校生向けのシリーズで書いちゃってるあたり(※)をポヤンと指しています。しかし、後者について具体的な書名がまったく思い出せないのです。あまつさえ、講談社ではないかもしれませんから、あらかじめあしからず。

※近代以降の(文系を含む)科学史をまったく承知せず、あたかもセカイには古代ギリシャの論理学とじぶんたちの手探りの『仕事術!』しかないような書きぶりなんです。そういうレヴェルの本を高校生に読ませちゃう出版社は、いかんなぁ。…実にいかんなぁ。(※見解です。)

・本日は時間の関係でウィキペディア「論理学の歴史」より「代数の時代」から「メタ数学の時代」までを各自でお読みいただきます
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%AB%96%E7%90%86%E5%AD%A6%E3%81%AE%E6%AD%B4%E5%8F%B2

・英語版ございます付近
 https://en.wikipedia.org/wiki/History_of_logic

 このあたりの時代について詳細に言及しようというのでなければ、古代ギリシャまで遡る必然性はないということです。わあぃ手づくり土器でどっきどき!([3183]) 燃え上がる炎に後ずさりしながら我々、おっかなびっくりチキンラーメン(仮名)っ。玉子と書かれた新鮮でフレッシュな鶏卵はまだかっ、まだなのかっ! 高速道路が開通したのはン年前だから、…えーと、いま何年でしたっけ? …なんだかなぁ。

[3428],[3492]
 > ちきんじゃないもん

[3183]
 > 手づくりはにわ

 > 土器っ! 手づくり縄文クッキーでオーキードーキー!!

 > 置賜
 > 置賜

 > 手づくり金型で手づくりWebクッキー!

 > > 古墳とはにわを知りたい

 > 「古墳とはなにか知りたい」と読めました。目って、いいかげんですねぇ。実にいいかげんですねぇ。「『手づくりはにわ』で胃袋がっちり」などと…ぎゃふん。「胃袋のレヴェルでがっちり」事案については[3160]を参照。

・講談社ブルーバックスをポヤン(※)と眺めて「鈴木みそ先生」の絵に目が留まる付近(2001年6月20日)
 http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062573344
 https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/5192PXTD6YL.jpg

※ポヤンといいながら、端から端まで(表紙の画像を)ぜんぶ見ました、の意。

 > (ウィキペディアより)
 > ペンネーム「みそ」は高校時代の美術部のあだ名。当時は苗字はなかったが、少年ジャンプの編集者だった鳥嶋□彦が「鈴木みそ」と名付ける[要出典]。『ファミコン必勝本』ライター時代のペンネームは「ちゃっきりみそ」。

 電話で催促するときに「みそ先生!」では『催促してる感!』が出ないからですよ! …じゃなくて、2001年より古そうにも新しそうにも見える、ぜつみょーな絵柄ですよねぇ。表紙はカラーなので『時代を感じます!』しちゃうんですけど、白黒のほうはもっと、古くもなく新しくもなく…本当でしょうか。

・近年「鈴木みそ先生」近影のイメージです(2016年8月30日)
 http://internet.watch.impress.co.jp/img/iw/docs/1017/240/ku13_s.png
 http://internet.watch.impress.co.jp/docs/event/1017240.html

 > 漫画家の鈴木みそ氏ら、

 おなかの空いているときなどあわてて読むと「みそら氏!(ソラシドエア)」…わあぃ鈴木ミソラシ堂はでっかいどう! 「ソラシドエアでひとっとび」からの「みそラーメンたべた〜い」っ…などと見間違えます。目って、いいかげんですねぇ。実にいいかげんですねぇ。

・YouTube スーパーはまかいじ2009「カレーたべた〜い」っ(※キャプションはイメージであり、演奏者とは無関係です)
 https://youtu.be/IX3_dJG42ZQ?t=21s




 そういう細やかな配慮が、最近の日本語の記事ではあまり顧みられていないのではないかという不満ではございます。行末にくると読みにくい文字などあれば、文章そのものをちょこっと変えてでも読みにくさを解消しようといういつかどこかで活字の時代のテクニックというものが、まあ、テキストエディタみたいなので本当にテキスト形式でのみ執筆されていたりすると、まったく忘れられた「ろすとてくのろぎぃ!」になってしまうんですね、わかります。

※そのほかの例として、「紙面上で常用外の漢字を使わない」というのも、▼論文などでは、印刷所で特別料金を取られないための「コスト削減!」、▼新聞などでは、印刷工場でミスを減らし「リードタイムを短縮!」するためという、具体的なメリットをともなった策だったはずですよ。本当でしょうか。「活字だからコストがかかっている=だから信頼性が高い」というのは、常用外の漢字も容赦なく使い、(論文や新聞より)長い時間をかけて校正を重ねる本に限ると、ぼかぁ思うんだなこれが!(※表現は演出です。)比ゆ的には、既製品の「シャチハタ」がなくて困っている珍しい名字のひとや外国出身のひとのクロウというものをしのんでだなぁ(以下略)留学生でもてきとーに「鈴木」とか「佐藤」とか「田中」とかのシャチハタで仕事ができれば、それはそれで便利そうですよね。「アンジェラ689番」([3213])も参照。

・日本経済新聞「ヤマト、駅ロッカー配送の専門業務 未経験者も働きやすく」(2017年5月3日)
 http://www.nikkei.com/article/DGXLZO16043470T00C17A5TJC000/

 > 住宅を1軒ずつ回る必要がなく、接客も不要のため、主婦や高齢者ら未経験者でも働きやすい。従業員の負担軽減のため今年度に1万人規模の新規採用を目指しており、多様な人材が働ける環境を整える。

・鈴木栄光堂
 http://www.s-eikodo.co.jp/

 > 近年、人工知能がいろんな分野で人間の能力を上回るようになってきました。これからの10年でお菓子の流通は飛躍的に変化します。昔、お菓子はお菓子屋さんで売られていました。今はスーパーさんやコンビニさんで販売して頂いています。これからはネットで注文を頂き、ドローンで運ぶ時代になるかもしれません。

 > スーパーさんやコンビニさん
 > スーパーさんやコンビニさん

 (御社の)お菓子は軽いので、運べそうですよね。どんなに簡単なことでもいいんですけれども、そういう必然性といいますか、一種の裏づけなしに、「わあぃ人工知能!(装いの人工知能)」「わあぃドローン!(貴女もドローン)」というふうに言及するのはアレなんです。古いひとが「いまどきは人工知能でドローンだよね。詳しいことは知らないけど!(=日経に書いてあった!)」といういいかたをすると、若いひとには簡単に見破られますよ。ええ。

・明和町(群馬県)「明和村絵本むかしばなし」(1990年3月)より「だんご」のイメージです
 http://www.town.meiwa.gunma.jp/machi/mukashibanashi/ohanasi16-2.html
 http://www.town.meiwa.gunma.jp/machi/mukashibanashi/image/16-2.jpg

 ま、何がどうしてこういう昔話になっちゃったのかはわからんですけど、『学のある人』(=当時)がちょっと「こもって」(=じぶんをじぶんで「隔離」して)調べものしたら対処法や薬などわかったので(あるいは適切な「お問い合わせ先」がわかったので)、なるほど「とあるブツ!(○○に効く!)」のほうなど注文してですよ(中略)長崎のほうから(さらに略)的な話っぽいですよね。(※まったくの想像です。)時代が明示されていないのですけど(ある程度の時代以降なら)江戸に注文すれば「翌日納め」! 長崎に注文すれば「中5日!」でなんでも届くぅ。本当でしょうか。納められた「ブツ」になんらかの文字が書いてありさえすればありがたや。見たこともない外国の文字だったりすると、より効果的です。…えーっ。(※あくまで演出です。)

・堀ノ内病院 薬局「主食(ミルク・お米・うどん)や豆腐など、ぜひ食べさせたい栄養価の高いものと混ぜると、お薬のせいでこれらの食べ物を嫌いになってしまう事があるので、混ぜるのはやめましょう!」付近
 http://www.horinouchi.or.jp/situtoku/konagusuri.htm

 そういう意味で、特別なときにしか食さない「だんご」に苦い苦〜い薬をですね(略)なるほどねぇ。(※くどいですが、あくまで想像です。)大人用と子ども用とか、持病のある人や妊婦は別の薬だとか、そういう区別をだんごに焼き印でもして取り違えを防いだりとかですね(もっと略)専用の焼き印なんてあるわけ…ぜんぜん意味の違う漢字の印だけど、区別できればこれでいいや。…これでいいや! うーん。

※▼「でっかいどうが焼き印されたチーズ蒸しパン」のイメージについては[3343]、▼「チーズで元気」については[3162]、それに▼「白牛酪(現在のバターのようなもの)」については[3384]を参照。

・(個人のブログ)「これでいいや」のイメージです
 http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/16/a4b56962bc4e95ede80191dd52617ad8.jpg
 http://blog.goo.ne.jp/satosuu/e/f581be595da04a826f6081bec44bd5c5
 http://www.mkitchen.co.jp/about

 > 健康診断後初の週末ランチ

 > そりゃあもう、普通なチョイスじゃ
 > 物たんない

 > それどころか地球のものでも
 > 満足しないんじゃないかとか
 > 思ったりして

 > その結果

 > 火星に向かうことにしました

・中解像度のこれでいいや「火星カレー」のイメージです
 https://pbs.twimg.com/media/Co_4dDFUEAAIb8m.jpg

 このひと軽音部の出番を待ちながらクラスのカレー…じゃなくて、「カレーの**さま」みたいな顔して、コーボルトと呼ばれるダンスが苦手な土の妖精([3492])…じゃなくて、火星の女神さまでしょ。…だから火星って、いってるじゃないですかぁ。(※演出です。)

[3291]
 > 「JRキッザニア」とも「JRでんじろうセンセイ」とも…ぎゃふん。「MARS-1」「GSM-R」「Smart Station 実験棟を用いた被験者実験」を子どもにわかるよう(うまく取捨選択して=それがいちばんむずかしい)説明なされたアカツキには「科学してますねぇ」と思い直すことにします。

[3304]
 > 「ISO 2709」や「Z39.2」(多くの人が「勉強」として勉強するので説明不要とされる「Z39.50」ではありません:「MARS-1」の説明が飛ばされるのと似た理屈で「Z39.2」は飛ばされると早合点します)の成立年代がよくわからんとです

・エスビー食品「カレーの**さま」のイメージです(※公式)
 http://www.sbcurry.com/history/oji/
 http://www.sbcurry.com/wp/wp-content/uploads/2016/01/chara_oji01.png
 https://www.sbfoods.co.jp/oji/share/images/h1.png

 いまや、お姫さまも『星4つ!』…うーん。「通信兵」については[3489]を参照。NHK「能楽鑑賞」のインタビューでは「星3つ」とおっしゃっていませんでしたっけ。(※正確にメモしたわけでなく、恐縮です。)

・「星4つ」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%AE%98%E3%81%AE%E9%9A%8E%E7%B4%9A%E7%AB%A0

・東村山市の見解です
 https://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/tanoshimi/rekishi/furusato/tenji/h20/2008shonentsushinhei.html

 > 通信技術の発達に対応できる若年層の下士官養成機関として開校し、1942年(昭和17)10月に東村山の地に移転してきました。全国から受験し合格した15歳前後の少年たちが、モールス信号の送受信や通信機の取扱い等の厳しい訓練を受け、寝食を共にしていました。彼らは戦地に転戦し、作戦命令や報告を通信し、あるいは東村山の地で終戦を迎えました。

 > 付随事業/講座「モールス通信をやってみよう!」
 > 内容/モールス通信や無線について楽しく学べます。魅惑の通信の世界をぜひ味わってみて下さい。

 いや〜、理解を深めるために意味のある講座ではあると思うのですけれども、表現上、ちょっとギャップがありすぎませんこと? あらあら、まあまあ。(※個人の感想です。)

・東村山市「おとぎ電車」「おもちゃ鉄道(せんろ商会)」付近
 https://www.city.higashimurayama.tokyo.jp/tanoshimi/rekishi/furusato/tenji/h20/2008rail.html

※Googleの「おとぎ鉄道(?)」については[3109]、「ミニSLみたいなの」については[3183]、それに「大型ポンポン船」については[3484]を参照。

・Google ストリートビュー 「火星カレー」付近の「池袋駅」のイメージです
 https://goo.gl/maps/qboNm1yh57P2
 https://goo.gl/maps/PErcNj89zDz

・⇒「well-read person」⇒「well」
 http://ejje.weblio.jp/content/%E5%AD%A6%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8B%E4%BA%BA
 http://ejje.weblio.jp/content/well

 > 満足に、よく、申し分なく、上手に、うまく、十分に、親しく、親密に、かなり、よほど

[3401]
 > あくまで「淡色野菜、果物」という、(わたしたちが)食品を選ぶときに紛らわしさのない特徴に基づいて群を分けているとうかがえます。

[3466]
 > うわぁ…「オペラン-D」って、アレですよね。ビタミンB6([3403])…じゃなくて、「ウルトラC」!

・ウィキペディア「鈴木梅太郎」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%88%B4%E6%9C%A8%E6%A2%85%E5%A4%AA%E9%83%8E

 > 糠の有効成分(のちにオリザニンと命名)は、抗**因子にとどまらず、ヒトと動物の生存に不可欠な未知の栄養素であることを強調し、後の「ビタミン」の概念をはっきり提示していた。ただし、その論文がドイツ語に翻訳されたとき、「これは新しい栄養素である」という一行が訳出されなかったため、オリザニンは世界的な注目を受けることがなく、第一発見者としては日本国内で知られるのみとなってしまった。

 > アンチベリベリン(都築)、ウリヒン(遠山椿吉)、銀皮エキス(遠城兵造)、オリザニン(鈴木梅太郎)、ビタミン(フンク)のすべてがニコチン酸をふくむ不純化合物であった。

 > 通常の**患者は、特別な治療をしなくても、しばらく絶対安静にさせるだけで快復にむかうことが多かった

 翻訳を外注するときは、結局、外注先の翻訳者よりもじぶんが翻訳先の言語(ここではドイツ語)に詳しくないと検品ができず、結局、自分で翻訳できないといけないんですよ、と曲解されます。(あくまで曲解です。)

※「ついに訳出された「ゑるてる」(1904年)」については[3486]を参照。

 …じゃなくて、教育上、「ビタミン」という概念ばかりが(授業より前に商品や広告を通して知られるという意味で)先行しても、これまた詳細な理解が阻まれるかもしれないという、いまとなってはといいましょうか、ぜいたくな悩みかもしれません。本当でしょうか。

※ビタミンと総称しながら記号や数字がついてですね(中略)「数量化X類!(なぜかローマ数字!)」([3469])とも共通する何か的なもの、感じませんか? …そうですか。

・オール薬品工業「ロポンC」《第3類医薬品》
 http://www.info.pmda.go.jp/ogo/J0601004178_01_02
 http://www.all-p.co.jp/product/roponc.jpg

 > アスコルビン酸末
 > L-アスコルビン酸ナトリウム
 > リボフラビン酪酸エステル

・(参考)都道府県による「医薬品製造販売業許可及び医薬品製造業許可」「医薬品製造販売承認(認証)」の説明の一例です
 http://www.pref.okayama.jp/page/297476.html

 オール薬品工業さんの製品が、それぞれいつごろ承認を受けたものなのかわかりませんが、きちんと許可を受けてきちんと承認を受けて医薬品を販売するということが、(ちょっとアレな表現ではございますが)オール薬品工業さんくらいのソレ(※たいへん恐縮です!)でも完遂できる程度には(=品目をよく絞って、長く生産するという前提で⇒長期的には最小のコストで)、新規参入を阻まないまっとうな制度であると想像してみます。本当でしょうか。しかし、既に「ろんぐせらぁ!」な商品が(第3類医薬品までの医薬品として)流通していれば、わざわざ許可と承認を得てまでの新商品をつくろうとする者(カイシャ)は出てきにくいといって、トクホなんですよねぇ。そんなことでいいんでしょうか&そもそも必要のない(過度に目まぐるしい)商品開発に、貴重な人材が浪費されていたりとか、しないんでしょうか。

・参天製薬「タウリン」のイメージです
 http://eyedrops.jp/images/character/slide01.png

・「アミノエチルスルホン酸(タウリン)」「アスパラギン酸ナトリウム」「コンドロイチン硫酸ナトリウム」付近
 http://www.mhlw.go.jp/shingi/2007/05/dl/s0531-6b-n_0001.pdf

 (仮に&おおらかな気持ちで※)長崎から取り寄せた(※つくばや川口…じゃなくて、江戸に在庫されていたかもですが仕入れは長崎から! もしくは長崎の知識に基づいて国内でそれっぽく製造!)といっても、いまでいう「病中病後の体力低下時」のソレくらいの成分かもですよ。本当でしょうか。そして、あらゆる成分は成分こそが先にあるのであって、「西洋!」「漢方!」「いちょーやくっ!(のむまえにのむ!)」…みたいな決めつけは、あくまで決めつけであるとの中立的な理解が欠かせません。どこでも使われてきたありふれた成分(を含む植物)とあらば、視点を植物の側に置いたほうが理解が促されるのかもですよ。本当でしょうか。「『推測統計!』からの『記述統計!』」については[3403]を参照。わあぃカステラは和菓子か洋菓子かっ([3485])!

[3297]
 > 本件武将(!)に限って「医師の見地」を導入して考察するのでなく、症状と歴史的イベントに強い関係が疑われる事案すべてに対して、もれなく「医師の見地」を導入していかなければなりません。それが「学問的エレガンス」([2992])ですよねぇ。

・ウィキペディア「江戸患い」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%84%9A%E6%B0%97

 > 日本では平安時代以降、京都の皇族や貴族など上層階級を中心に**が発生している。江戸時代の江戸では、**された**を食べる習慣が広まり、将軍をはじめとした上層武士に**患者が多かった。将軍徳川家定は**が原因で死亡したとも言われている。

 > **は、元禄年間に一般の武士にも発生し、やがて地方に広がり、また文化・文政に町人にも大流行し、「江戸患い(えどわずらい)」と呼ばれた。領地では貧しく**を食することのできなかった地方武士も、江戸勤番では体面上**を主食としたため、江戸在住期間が長引くとこの病いに罹る例が多かった。経験的に*にかえて蕎麦(ビタミンB1を含む)を食べると、快復に向かうことが分かっていたため、漢方医学では療法として用いられていた。

 > 江戸時代中期以降、江戸で蕎麦が流行した。江戸でうどんよりも蕎麦が主流となった背景には、「江戸わずらい」と呼ばれた**を、ビタミンB1を多く含む蕎麦を食べることで防止できたことにもよる。

 いや〜、江戸時代にだって蘭学の系統の薬や療法も使われていたんじゃないんですか。違いましたっけ。そうした知識あってこそ、蕎麦でもいいよということをいえるひとがいた(必ずしもまったく偶発的に発見されたわけではなさそう)ということなのではないんでしょうか。本当でしょうか。

[3490]
 > 鉱物とか植物とか油とか仕入れては売っておられたコニシさんが近代化するとこうなる(集めてくるだけでなく「合成」を手がける)という、そういう歴史が伝わってまいります。

・高野長英記念館(奥州市)の見解です
 http://www.city.oshu.iwate.jp/syuzou01/jinsei/jishou/ran1.html

 > 医学を主とする自然科学がその中心であった。
 > 蘭学の担い手の中心は、職業柄オランダ語に強い長崎通詞をのぞけば、医者であった。

 > 鎖国令の公布(1639)以前には南蛮人(ポルトガル人、スペイン人)が日本へ渡来して南蛮医学を伝えたが、これも内容的にはオランダ医学と同じである。

・国立国会図書館の見解です
 http://www.ndl.go.jp/nichiran/s1/s1_3.html

 > 馬匹改良のため享保10年(1725)など数回オランダ船により西洋馬を輸入、ドイツ生まれの馬術師ケイズルを招いて洋式馬術、馬医学を学ばせた。

 > 元文5年(1740)ころから青木昆陽、野呂元丈にオランダ語を学ばせる

 > 万治2年(1659)にドドネウスの『草木誌』、寛文3年(1663)にヨンストンの『動物図説』が商館長から献上されていたが、解読できる者もおらず、空しく幕府の文庫に眠っていた。吉宗はこれにも関心を示し、翻訳を命じた。

 > この両書が、わが国の学術に広く影響を与えた最初の洋書といえよう。特に『草木誌』は、西洋植物学書の代表として、日本の本草・博物学にも大きな影響を及ぼした。

 > 「ゼオガラヒー」
 > 「ゼオガラヒー」の部分訳『大貌利太泥亜誌』『魯西亜志』

 だっ…だいぶりたにあしっ(略)。

・「江戸時代邦人の「世界」知識」(1965年)
 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jeiken1964/1965/29/1965_29_1/_pdf

 > この訳語の蒐集にお気付の方は(他の例を)ご教示下さい。

 > 本稿は昭和40年度文部省科学研究費による綜合研究「日本英学導入史の研究」の分担研究報告の一部で,昭和40年10月2日青山学院大学で行われた日本英学史研究会第13回例会席上で口述した原稿に加筆したものである

・芳賀登「江戸情報文化史研究」(1996年5月)のイメージです
 http://ci.nii.ac.jp/ncid/BN14511579
 https://images-na.ssl-images-amazon.com/images/I/51NTWTJEGHL.jpg

・「『ゼオガラヒー』」からの「再び紙数が尽きた。」の用例です(2007年6月30日)
 https://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/50627/1/jid054_kyodo.pdf

・明和町(群馬県)の見解です
 http://www.town.meiwa.gunma.jp/machi/history.htm

 > 昭和33年、谷田川河川工事と明和土地改良事業の際に発見された矢島遺跡は、縄文時代中期末から古墳時代にわたる複合遺跡と呼ばれるものです。

 昭和33年は1958年です。

 > 佐貫の庄よ

 > 江戸へ江戸へと櫓音も軽く
 > 川に沿いたる明和の村は

 いかにもレコードの時代に「吹き込んだ!」っぽい歌詞ですよね。

・「古墳時代」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%A4%E5%A2%B3%E6%99%82%E4%BB%A3

 > 現在のところ一般的に、古墳時代は3世紀半ば過ぎから7世紀末頃までの約400年間を指すことが多い。
 > 西暦266年から413年にかけて中国の歴史文献における倭国の記述がなく詳細を把握できないため、この間は「空白の4世紀」とも呼ばれている。
 > ほぼ同時代を表している「大和時代」の呼称は、研究の進展によって一般的でなくなってきている。

・(ゆっ…ゆーらくちょーじゃないもん)邑楽町の見解です
 https://www.town.ora.gunma.jp/kurashi/koho/koho-ora/2704/documents/08ashi-27-04.pdf

 > 大昔、
 > 奈良時代
 > 869年
 > 881年
 > 1333年
 > 1779年
 > 樹齢400年

 うーん。年代が飛び飛びすぎてよくわからないという印象が高まってまいります。なお、2015年から400年前は1615年です。▼樹齢は正確にわかるはずで、▼わずか400年ほど前であれば厳密な年代がわからないと(各種の考察上、)ほとんど意味がないとわかります。

 ひいては、江戸時代の物流網と通信網について知りたくなって…きますよねぇ。稲作をしていれば、たまたま大豊作の年によろこんで(急に)白米ばかり食べる生活をしてですね(略)さもありなん。(※あくまで想像です。)

・ぐんまちゃんの見解です(※公式です)
 http://www.gunmachan-navi.pref.gunma.jp/reserved/08.php

 > 群馬県では江戸時代からうどんを食べる習慣がありました。

 > 館林うどん
 > 館林では昔から良い小麦が穫れました。館林の小麦から作られたうどんは、江戸時代の中頃、将軍家に献上されたとの記録が残っています。

 > 水沢うどん
 > 400年ほど前に、水澤寺(水澤観音)の参詣客向けに手打ちうどんが振る舞われたのが起源です。

 > 群馬県は年間を通して晴れの日が多く、水はけのよい土壌に恵まれているため、小麦の栽培にとても適しています。うどんだけでなく、焼きまんじゅうや焼きそば、もんじゃにパスタなど、小麦粉を使った料理がたくさんあります。

 ほぉお!(略)「良い小麦」というのがかえってアレなんですよ&副食が大事です。

・女子栄養大学の見解です
 http://www.eiyo.ac.jp/yume/aya/e_book/

 > 明治や大正の時代には、料理は誰にでも作れるものではありませんでした。しょうゆや塩の加減は「料理人の勘」、火を通す時間は「料理人の経験」、さらに味の決め手は「隠し味」や「愛情」でと、すべてがこの調子。現代のレシピでは当たり前の「塩小さじ2分の1」や「煮込み時間20分」といった表現はなく、「ほどほどに」や「火が通ったら」などの表現が使われていました。これでは料理の初心者が、経験豊富な料理人と同じような、おいしくて健康的な料理を作るのは無理な話です。

 > 明治32年、
 > 明治生まれの綾の世代では、栄養学の重要性はほとんど認識されていませんでした。そのために、**をはじめとした栄養のアンバランスや無知から生じる病気が、多くの日本人を苦しめていました。

 明治32年は1899年です。

 > 念願叶っての医専生活は、生理学、組織学、解剖学など、どの授業も興味深いものでした。5年間、綾は夢中で勉強し、卒業後には東大の**内科に入局することになりました。

 > **医師が綾にあたえた研究テーマは、「ご飯の炊き方」という、実に意外なものでした。
 > 学術的な文献などもちろんありません。どう研究に取り組めばいいのか見当もつきませんでしたが、綾は、ともかく研究室に調理台を作りました。そして、米の吸水量から米を洗う時の水の温度、水に浸す時間の長さ、炊く時の水温や水の量、火加減、ふたの重さ、炊きあがった時の米の増え方などを、ハカリやメジャーで計測し、くる日もくる日も、綾はご飯を炊き続けたのです。
 > 2ヶ月の実験ののち、綾は「胚芽米の炊き方」という論文をしあげました。そんな綾に、「日本の食品のビタミンB含有量とそれに及ぼす調理の影響」「胚芽米の作り方とその栄養価」「病院給食の改善」と、**医師は次々に研究テーマをあたえていきました。

 > **内科を退局してからの毎日は、それまでの忙しさがうそのように、のんびりした日々でした。昇三の論文を清書したり、昇三の帰宅後に栄養学の研究の話を聞いたり、週末には井の頭公園や深大寺などを親子でピクニック…。

 > 戦争が終わり、海外の情報が入ってくると、綾は驚きました。戦時中は外国からの情報が入らず、食糧難のために研究も進められなかった空白の期間でしたが、その間に、栄養学は大きく進歩していたのです。

 > 料理にものさしをあて、誰が作っても同じようにおいしく、栄養のある料理が再現できるようにする。これが、綾が追い続けてきたテーマでした。
 > 今は、どの料理本でも大さじ1、小さじ1、カップ2分の1などと表記してあり、それをみれば誰でも間違いない味つけができますが、これも、綾の研究のおかげなのです。

・「井の頭公園」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%95%E3%81%AE%E9%A0%AD%E6%81%A9%E8%B3%9C%E5%85%AC%E5%9C%92

 > 1913年(大正2年)12月 - 66,245坪を帝室御料地から東京市に下賜(うち8,980坪は、井の頭学校〈現在の井の頭自然文化園〉に使用)。

 > 1917年(大正6年)5月1日開園。

 > 公園内の売店はかつて鯉のエサとして麩を販売していたが、エサやり防止のため現在は販売していない。

 「週末には井の頭公園や深大寺などを親子でピクニック」は昭和6〜9年ごろ(主に昭和7年ごろ?)と推定されます。なお、昭和6年は1931年で、井の頭公園は開園15年目を迎えています。「東京ディズニーランド」(1983年4月開園)でいえば1997年ごろといいましょうか、「井の頭公園でピクニック」という習慣が定着するのにじゅうぶんな期間が経っていると…本当でしょうか。(※あくまで推測です。)

・「東京ディズニーランド」
 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC%E3%83%87%E3%82%A3%E3%82%BA%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%89

 > 東京ディズニーランドの建設時、ディズニー側にあったアトラクション等の設計図面は現場での度重なる変更を完全には反映しておらず、米国のパークに現存する施設との不一致が多数確認された。より米国のオリジナルのパークに忠実な施設を日本に再現するため、日本側のスタッフが何度も米国に赴いて実測図を作成し、それを基に新たな設計図面が起こされた。

 > それらの図面類は日本の建築基準法やディズニーの機密保持等の関係もあり、東京ディズニーランド内にある「ドキュメントコントロールセンター」と呼ばれる部署で集中管理され、施設改修時には随時最新版に差し替えられ、「ここの図面があれば東京ディズニーランドをもう一つ作ることができる」と言われるように[要出典]、すべての図面類をここで保管している。なお、世界のディズニーパークでこのような形で図面を集中管理するようになったのは東京ディズニーランドが初めてである。

 オリエンタルランド社が先駆的であったかどうかという歴史的な観点と、そうでないこととがあまり峻別されていない感じの記述ですが、ガス火や火薬等を使う施設の配置図や避難経路などの図は浦安市消防本部でも承知されていないといけないとわかります。「図面の正確性の維持」については[3031]も参照。

・NHK「ソニー レコードの生産29年ぶりに再開へ」(2017年6月29日)
 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170629/k10011034501000.html

 > 去年国内で生産されたレコードは79万9000枚で、5年間で3.8倍に増えているということです。

 ドーコレーニソ! ドーコレーニソ! ワンといってからはふはふはふ…じゃなくて、「感永ロマン(仮)」って、こうですね([3485])。願わくば、正統な技術革新が続けられ、新しい材料や加工技術によって盤と針が「再発明」されたり、きわめて高精度な低速回転(⇒長時間再生)ができたり、水平でない場所にプレーヤーを置いてもダイジョーブとか、過去のレコードは光学読み取りできるとか(=読み取りは光学式だけどしっかりアナログですとか)、音域や音場ごとに独立の3枚の盤を同時に(同期して)再生する『3盤式!』みたいなことが起きていってほしいかなぁ。(※個人のお客さまの期待です。)同じことは蒸気機関車にもいえ、仮には「バナナの皮とビール!」で走れる機関車というものをだなぁ(略)。

[3453]
 > こういう精密な回転のできるものをつくってよろしいかというのも、当時としては何か国際的にむずかしいものに抵触するのかもですが、このおかげで洗濯機…いえ、磁気ドラムやHDDなどつくっていかれることにつながったとわかります。

 > 1960年3月「テレビのようなブラウン管」([3178])も参照。カラーテレビって、いまいち、よくわかりません。原理上(※実装上の限界とは異なります)、アナログの映像信号の伝送能力(撮像側の技術次第でいかんとも「なめらかな連続値!」が可能では?)に対して、受像機のほうでは実にケシカラン…いえ、こんなものかという程度の映像しか再生できていないという感じがしてきませんか? 8Kなどと称して帯域を『指数的!』にじゃぶじゃぶ使うよりは、アナログの放送で受像機の側をもっとよくするという方向の開発(≒アナログの映像信号の全体に対してアレして伝送してからソレすることで、アナログ放送が抱えていたゴーストなどの諸問題は解消されつつ…ゲフンゲフン)って、できないんですかねぇ。(※感想です。)そこら中でCPU能力がやたら必要とされる伝送路って、伝送路として及第点に達していないのではないですかねぇ。(※私見です。)

[3436]
 > バナナの皮などにビールをじょぼじょぼと注ぎながら「フイルム」([3393])を参照。

[3453]
 > あくまで顕微鏡としての解説ですが、走査型のほうは写真電送やテレビジョンの原理と同じで、撮像部が進化したものであるとわかります。もっとも、例えば絵画などを筆致どころか顔料の分子までスキャンしたところで(再生側の)複製を(自動で)つくる技術がなく(≒ないに等しく)、いまのところはデータとして保存する(⇒データとして参考にしながら複製の専門家がおもむろに手作業で複製を作成する)くらいしか用途がないともいえます。

・「正統な」
 http://thesaurus.weblio.jp/content/%E6%AD%A3%E7%B5%B1%E3%81%AA

 > ある物事の性質が
 > 正しい形式にのっとって
 > 適切で
 > 正しく受け継いでいるさま

 …いいですか? シソーラスで3つに「ばしつと」分けてしまうのは、説明のためには必要なことではあるのですけれども、わたしたち、その上で「正統な」という表現をなぜ使おうかというときには、3つの意義素にポヤンとまたがった複合的なニュアンスを表現したくて「正統な」という表現を使おうということがあるのだということです。


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