・ ニュース

・ トピックス

・ フォーラム

【総武線（快速）・横須賀線】 ATOS導入準備進む

　総武快速線では全駅で放送設備の更新が完了、出発時機表示器の設置もほぼ完了した。またATOSの通信ケーブルも1999/12中に敷設されたようだ。電光掲示板未設置駅への新設も1/28（船橋）〜2/11（稲毛）の期間に行なわれ、現在はすべての駅で完了している。（東京・錦糸町・津田沼以外では、「工事中」という紙が差し込まれている。）

　総武快速線と同時にATOSが導入されると見られる横須賀線でも放送設備の更新が相次いでいる。現在までに放送設備更新が終わっているのは、新橋・新川崎・保土ヶ谷。なお、現在使われている放送の音声から、西大井・戸塚・大船ではATOS導入に際して放送設備更新が行なわれない可能性もある。

　横須賀線では、2/4頃に保土ヶ谷で、2/12頃に横浜で、3/10までに大船で、4/13に戸塚で、4/20に東戸塚で、出発時機表示器が設置されている。さらに、電光掲示板未設置駅への新設は2/27（保土ヶ谷）〜3/3（新橋）の期間に行なわれ、現在はすべての駅で完了している。また、大船では使用中の旧型電光掲示板と並んで、新型の電光掲示板が設置されている。これは、旧型の電光掲示板に方面の案内がないことが主な理由と見られる。そのため、同様の旧型電光掲示板が使われている横浜でも新型の電光掲示板が設置される可能性が高い。今後、4月にかけて出発時機表示器の設置が進められ、9月頃には順次運用開始になると思われる。

　9月頃の運用開始に先駆け、いくつかの駅で早めにATOSタイプの放送と電光掲示板が使われ始める可能性も高い。例えば、品川では横須賀線・東海道線ホームにもATOS対応の新型電光掲示板が設置されている。現在は従来型のシステムで制御されているが、9月を待たずにATOS制御になることが考えられる。