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2001/9/28(金)

【ダイヤ改正】 山手貨物線活用の「湘南新宿ライン」

 山手貨物線経由の大宮方面−横浜方面直通列車の運転が、2001年12月のダイヤ改正からスタートする。

 9月21日、JR東日本が12月ダイヤ改正の概要を発表した。同社のプレスリリース、および交通新聞、毎日新聞などの報道によると、愛称は「湘南新宿ライン」。データイムを中心に1日25往復の列車が設定され、横浜方面−新宿折り返しの列車も設定されるという。宇都宮線(東北線)・高崎線の車両が東海道線・横須賀線に乗り入れ、横須賀線の車両が新宿まで乗り入れる形になる。

 「湘南新宿ライン」のうち、横須賀線ではATOSが導入済み、東海道線でATOSの導入が進められている。多数の列車が折り返すようになると見られる大船では、特にATOS導入の効果が大きい。その他の駅でも、ATOS連動の緻密で詳細な旅客案内が期待できる。

 また、山手貨物線では東京臨海高速鉄道(TWR)りんかい線(臨海副都心線)と埼京線の相互直通運転も予定されている。このため、2004年度にかけて同線のダイヤが複雑化・高密度化する。ATOS導入の必要性が高まるものと見られ、同線でのATOS導入時期が注目される。





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