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2004/1/2(金)

【開発計画】 田町電車区整理、田町−品川間に新駅も

 新聞報道によると、JR東日本が山手線田町−品川間に新駅を設置する方針を固めたことが明らかになった。

 計画では、品川車両基地(田町電車区)の約半分にあたる10万平方メートル(東京ドーム2個分)を2009年度から再開発、2010年代前半には都営浅草線泉岳寺駅付近に新駅を設置する。

 これに先立ち、東北(宇都宮)線・高崎線と東海道線の列車を相互直通化する上野−東京間の線増工事が2005年度着工、2009年度の完成を予定(2002年度計画)。ただ、神田付近では地元住民らが反対しているため難航が予想される。線増工事から新駅設置までの一連の計画が順調に進むかは不透明だ。

・京浜東北線の快速運転は従来通りか

 京浜東北線と山手線の立体交差は田町寄りにある。このため、新駅は路線別ホームになる見通し。駅間距離は1.1kmとなり、京浜東北・根岸線内では桜木町−関内間に次いで短いが、駅周辺の再開発事業にJR東日本が関わることを考えると全列車が新駅に停車するものと見られる。

・対羽田空港輸送

 JR東日本は東京モノレールを傘下に収め、都心〜羽田空港間では私鉄と競合関係にある。浜松町でのモノレール乗り換えを円滑化するため駅舎を改築しているほか、京浜東北線の快速電車も停車している。このため、JR新駅−都営浅草線泉岳寺駅間の連絡がどのように図られるかが注目される。





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