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2005/5/2(月)

【仙台駅】 電子連動化でATOS線区と同様の旅客案内導入

 JR東日本仙台支社は4月9日から10日にかけ、仙台駅で電子連動化切り替え工事を実施した。

 17日からは、電子連動装置とともに導入された新しい旅客案内装置が使用開始になったものと見られ、電光掲示板の表示方法や自動放送の音声が変更されている。電光掲示板では「列車がまいります」と点滅するなど、東京近郊のATOS導入線区の駅と同様の特徴が見られる。自動放送の音声も同様だが、列車本数などに配慮してか、発車時の放送が詳細化されている。

 2006年度開業予定の仙台空港アクセス鉄道が東北本線への乗り入れを予定しており、仙台駅では発着する列車本数が増える。一連の工事はこれに対応するもので、ホームの増設や電子連動化が行なわれた。バリアフリー化などの改良工事も同時に進められている。

 ATOS線区と同様の旅客案内が東京近郊区間以外で採用されたのは今回が初めて。なお、仙台近郊の各線ではPRCが導入済みで、今回の変更は仙台駅のみに留まるものと見られる。一方、JR東日本管内で今後電子連動化される大規模駅があれば、同様の旅客案内が採用される可能性もある。





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