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2005/5/15(日)
【公共交通活性化総合プログラム】 西武・JR直通運転を検討国土交通省関東運輸局は4月20日、2005年度に実施する「公共交通活性化総合プログラム」をまとめた。 この中で「埼玉県内における鉄道ネットワークの強化方策の検討」と題し、西武所沢−JR大宮間の直通運転実施に向けた課題の検討や関係者間の調整に取り組むとしている。期限は2年。 構想では、西武所沢−JR新秋津間の連絡線や西浦和付近の貨物線を活用する。ただ、連絡線を使用するにはJR八王子総合訓練センター付近(新秋津−新小平間)での折り返しが必要。現状で利用の多い西武秋津・JR新秋津駅の乗り換え円滑化も検討されている。 なお、東京近郊でのJR・私鉄の新たな相互直通運転としては東武・相鉄に続く動きとなる。国土交通省では既存の貨物線や短絡線を活用して利便性を高める取り組みに力を入れており、他の線区でも今後、同様の検討が進められることもありそうだ。
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