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2005/10/18(火)

【宇都宮線】 古河−那須塩原間でATOS使用開始

 10月16日、宇都宮線の古河−那須塩原間でATOSが使用開始になった。18日、交通新聞が報じた。

 16日から使用が開始されたのは、ATOSの進路制御機能や運転整理機能。各駅の旅客案内装置は順次、使用開始になる。旅客案内装置がATOSと連動すると、電光掲示板に他線区の運行状況を知らせるメッセージが流れたり、ダイヤが乱れても表示が消えないようになる。

 宇都宮線の上野−古河間では、昨年12月19日にATOSの使用が開始されている。小山駅構内の電子連動化工事に時間がかかったため、今回の区間での使用開始は約10ヶ月ずれ込んだ。

ATOS導入の「意味」

 東北本線では黒磯以北でPRCが既に導入されていた。宇都宮線でのATOS導入には、旅客案内の拡充という面とともに、東京近郊でのシステム化の遅れを取り戻す意味合いがあった。今回のATOS使用開始で、上野−青森間(第3セクター化区間を含む)の全線でシステム化が完了したことになる。





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