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2006/5/20(土)

【南武線】 全線でATOS使用開始

 3月26日、南武線の川崎−立川間(全線)でATOSが使用開始になった。3月28日、交通新聞が報じた。

 ATOSの導入に合わせ、全駅で電光掲示板が整備された。次列車の接近状況を図示する機能が追加されている。一部の駅では狭小なホームに合わせ小型の電光掲示板が採用されたほか、住宅街に近い駅では自動アナウンスの音量を下げるなど、同線特有の条件に配慮した対応が見られる。

 中原電車区への入出庫を扱う武蔵中原駅では、他駅より約5ヶ月早い2005年10月2日にATOS駅装置の使用を開始している。

評価できる駅での事前告知

 武蔵中原、武蔵小杉などの駅では、ポスターで電光掲示板の利便性をアピールし、使用開始の時期を知らせていた。今までのATOS導入線区では見ることができなかった対応である。

 ATOSの導入がテレビや一般紙で取り上げられることはほとんどない。公式サイト上では一定の情報が提供されているが、わざわざ見に行く利用者は限られる。駅における告知は、必要な範囲で情報を的確に伝えるための「最適解」といえる。





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