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【輸送障害対策】 品川で横須賀線ホーム増設

　3月2日、品川の15番線ホームの使用が開始された。これは、東海道新幹線の品川新駅設置により空いた旧線跡を活用したもので、横須賀線の下り線が1線分移動した形になる。従来の横須賀線下り線ホームだった14番線は、折り返しホームとして活用される。

　3月15日のダイヤ改正から、朝ラッシュ時の総武線快速東京行き2本が品川行きに延長されたほか、日中に品川発の特急「成田エクスプレス」が2本設定された。

　これまでも異常時に品川での折り返し運転が行われることはあったが、臨時ホームを使う必要があるなど制約が大きかった。ホーム増設により、スムーズな折り返し運転が可能になった。

　横須賀線では他に横浜でも、東横線ホーム跡地を活用した横須賀線ホームの拡幅工事が行われている。こちらは2009年春の完成を予定している。

リンク

・公式発表
　→ JR東日本「2008年3月ダイヤ改正について」
　→ JR東日本「首都圏輸送障害低減に向けた対策について」

・報道
　→ 神奈川新聞「横浜駅の横須賀線ホームの幅を最大で2倍に／JR東日本横浜支社」

・参考資料
　→ 東京電気システム開発工事事務所「品川駅横須賀線新ホーム使用開始」