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2011/12/21(水)2014/9/16(火) 掲載

【輸送に関する安定性向上】 ソリトンシステムズの映像中継システム「Smart-telecaster」を導入

JR東日本、導入決定は震災前。MVNOによる自営WiMAX網で、同時に10ヶ所の現場から総合指令室に送信可能、5支社とは双方向。ソリトンシステムズが導入事例として公開。

 株式会社ソリトンシステムズの映像伝送システム「Smart-telecaster(スマート・テレキャスター、STC)」が、JR東日本に導入された。同社が導入事例として公開した。

 自営(MVNO)WiMAX網を経由し、現場(15地区17ヶ所、同時に10ヶ所から伝送可能)から送信される映像を総合指令室で受信する。指令室と各支社(5ヶ所)の間でも双方向に映像を送受信できる。2011年2月に導入を決定した。異常発生時、従来は数分ごとに電話で行なっていた状況確認が映像で一目瞭然となり、現場の担当者が復旧作業に専念できるようになったという。

 STCは、通信状態が必ずしも安定しない無線通信環境においても鮮明な映像が伝送でき、NHKなどの放送局で既存の中継設備を補完する機材として採用、警察、消防、救急医療などの現場でも活用されているという。


リンク

・参考
 → 株式会社ソリトンシステムズ
   「Smart-telecaster」
   「導入事例:東日本旅客鉄道株式会社様」(2011/12)
 → JR東日本
   安全報告書2012 「6.輸送障害対策」(2012/9)





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