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【ATOS導入時期】 高崎線・東北（宇都宮）線・東北貨物線・山手貨物線（埼京線の一部）でほぼ同時か

　高崎線・東北（宇都宮）線の中距離電車が新宿方面に乗り入れやすくなるよう、2004年度までに池袋付近で板橋方面からの埼京線（赤羽線）と大塚方面からの山手貨物線を立体交差化する。あわせて、2002年度までに池袋−恵比寿間の埼京線（山手貨物線）ホームを中距離電車対応の長さに延伸。JR東日本によれば、いずれの工事も2000年秋までに着工する予定になっている。

　池袋−大崎間では山手線・山手貨物線（埼京線）の方向別配線も構想されている。2002年12月に大崎まで延伸開業する臨海副都心線も埼京線（山手貨物線）と相互直通する計画で、埼玉と千葉を結ぶ新しいルートが生まれる。

　ダイヤの高密度化、方向別配線の実現には、柔軟な進路制御が行なえるATOSの導入が欠かせない。常磐線で2001年度にもATOSが導入されるのであれば、この線区で導入されるのはその次になるのではないだろうか。時期的には、臨海副都心線も開業し立体交差の工事が本格化する2003年度〜2004年度か。山手貨物線で先にATOSが導入され、芋づる式に東北（宇都宮）・東北貨物線、高崎線でも導入されるであろうと考えられる。