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【南武線】 西府駅が開業

分倍河原−谷保間で。川越線「西大宮」と同日開業でシステム改修費を節減。府中市。

　3月14日、南武線の分倍河原−谷保間に新駅「西府」が開業した。

　駅舎の建設費は約23億7000万円、自由通路を含む総事業費は約32億円で、▼土地区画整理組合が約26億円、▼府中市が約6億円を負担した。当初、ATOSやICカード出改札システムにかかる駅設備改修費として約10億円を地元が負担するとの報道もあったが、川越線の新駅「西大宮」と同一日に開業することで節減された。2008年3月に単独で開業した武蔵野線の新駅「越谷レイクタウン」では地元が約6億円を負担している。

　地元負担分のうち、自由通路および駅設備改修費（ATOSおよびICカード出改札システム）にかかる費用の一部は、国土交通省のまちづくり交付金約12億8000万円により賄われた。新駅設置を含む土地区画整理事業に対しては、東京都の補助金約10億7200万円も支出されている。

リンク

・公式発表
　→ JR東日本「南武線に新駅「西府駅」を開業します」（2008/12/19）

・参考
　→ 府中市「西府土地区画整理事業の概要」
　→ 西府土地区画整理組合
　→ 中野区「新駅・自由通路・駅舎橋上化に係る整備規模、概算工事費及び鉄道側の負担状況について」（2010/9/6）
　→ 湘南地区整備連絡協議会「平成21年度 事業報告書」（2013/8/15）

関連ページ

・ 導入済み線区
　→ 南武線