| 1999/12/27(月) 更新 |
リフレッシュ工事は、京浜東北線と山手線に分けて行なわれる。ATOS導入後2回目になる1999年のリフレッシュ工事は、下記のような日程で行なわれた。 京浜東北線−10/19(火)、20(水)、21(木) 山手線 −10/26(火)、27(水)、28(木) |
![]() 京浜東北線ホームに到着した山手線の電車 (東京駅、1999/10 撮影) |
テレビやラジオの交通情報でも情報が流れていたり、NHKの首都圏ネットワークで取り上げられていたこともあり、工事区間では見物人が絶えなかった。 |
![]() 工事に見入る人も少なくない。消灯した発車標は異様な雰囲気だ。 (東京駅、1999/10 撮影) |
京浜東北線の線路に山手線の電車も走るため、発車標には「行き先」「発車時刻」だけでなく「路線」も表示されていた。「山手線■■・■■方面88:88」と「京浜東北線■■■■88:88」が見事なほど交互に並んでいたのは、ダイヤの工夫によるのだろうか。 ある駅では、ホームの標準時刻表に貼り紙がしてあった。いわく「運転時刻が変更になっています。正しい時刻は電光掲示器をご覧ください。」とのこと。発車標を「電光掲示器」と呼ぶとは知らなかった…。 |
放送は実に工夫が凝らしてある。「○番線の/山手線//ドアーが閉まります/ご注意ください」「○番線の/京浜東北線//ドアーが閉まります」と区別してあるので、ラインカラーと合わせて誤乗防止の効果を上げている。(工事区間に限って言えば、間違って乗ってもたいしたことはないが。)
リフレッシュ工事のためだけにでもこんな設定ができるとは、かなり融通の利くシステムといえる。というより、もともとこの区間は走っている車両以外に区別がないのかもしれないが。 |
![]() 電車の案内がなく、消灯した山手線の発車標 (東京駅、1999/10 撮影) |