2000/10/10(火) 更新 |
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・ トピックス→ フォントでわかる電光掲示板のATOS連動/非連動外観は同じ電光掲示板でも、駅によってフォント(書体)が異なっている。表示に使われるフォントは、制御装置次第で変わるらしい。逆にいえば、フォントを見れば制御装置の事情が垣間見える。写真で詳しく見てみよう。 電光掲示板の種類とATOSは無関係
このことから、電光掲示板の種類とATOSの導入は直接関係がないといえる。ATOS導入とセットでこのタイプの電光掲示板が導入されているわけではなく、単に今、電光掲示板が新設または交換されると、どこの駅でも同じタイプの電光掲示板になる、ということのようである。 フォントに注目ATOS導入の予定がない区間の駅で見られる電光掲示板に共通しているのは、表示に使われているフォントである。特に数字の「4」に特徴があり、漢字がすべてゴシック体である。行き先が緑色で表示されていることも多い。 一方、ATOS導入の予定がある区間の駅でも、同じフォントで表示される場合がある。それは、電光掲示板が設置されても、電光掲示板がATOSと連動していない場合だ。
フォントの違いは制御装置の違いか総武線の駅で電光掲示板が使用開始になる時に、まず「調整中」の表示が出て、それから「準備中」の表示が出た。前者は、常磐線の日暮里や柏でも、使用開始時に見られた。一方、後者はATOS導入の作業中にしか見られない。 このことから、電光掲示板とセットで導入される「標準」の制御装置があり、ATOSの導入に際しては高機能な「上位」の制御装置が導入されるものと推測できる。「標準」の制御装置による表示では、丸みを帯びた数字のフォントが使われ、「上位」の制御装置が導入されると、見慣れたATOS風のフォントになるものと考えてよいだろう。 これからフォントが変わる駅
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