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2013/3/16(土)2014/9/16(火) 掲載

【湘南新宿ライン】 浦和に貨物線ホームが完成、東武直通特急も停車

16日。さいたま市(旧浦和市)負担で着工、事業費増額のシステム改修費、JR東日本が一部負担。

 3月16日、旅客線および駅前後の高架化工事が進められていた浦和で、貨物線ホームが完成し、使用が開始された。湘南新宿ラインおよび東武直通特急(「日光」・「きぬがわ」など)がすべて停車する。

 工事の施工協定の段階(2000年3月)では、貨物線ホームの設置にかかる50億円を、旧浦和市が全額負担することとしていた。2010年4月、総事業費を25億円、増額するとともに、うち5億2000万円を新たにJR東日本の負担とする新しい事業費が公開された。

 JR東日本の新たな負担分には、運行管理システムの改修範囲拡大に伴う費用2億3000万円の全額、浦和駅以外で必要となるソフトウェア改修費等1億円のうち8000万円が計上されている。増額分の内訳としてはほかに、高架橋接合部改修等5億9000万円、安全管理施設の追加等5億8000万円、見張員の増員2億8000万円などとなっている。最終的に、さいたま市の負担額は69億8000万円となった。


リンク

・公式発表
 → さいたま市
   「浦和駅東北客貨線乗降場設置事業(事業費の変更)について」(2010/4/28)
 → JR東日本・東京電気システム開発工事事務所
   「浦和駅付近高架化東北旅客線切換完了」(2011/3/6、2013/3)
   「京浜東北線浦和駅高架化」(2008/5/18)

・参考
 → 土木学会「既設桁の撤去を伴う線路切換当夜の桁架替え」(2009)


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 → 東北貨物線
 → 高崎線
 → 宇都宮線(東北線)




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