2005/7/26(火) 更新

身近なATOS

広がるATOS

ATOS導入の流れ
 → 電子連動装置の導入
 → 自動放送装置の更新
 → 出発時機表示器の設置
 → 電光掲示板の整備
 → 試験
 → 使用開始

ATOS導入の経過
 → 主な動き
 → 第1期導入線区(駅別)
 → 第2期導入線区(駅別)

導入済み線区
 → 中央線(快速)・中央本線
 → 中央線(各駅停車)
 → 山手線
 → 京浜東北・根岸線
 → 総武線(各駅停車)
 → 総武線(快速)
 → 横須賀線
 → 東海道線
 → 東海道貨物線
 → 常磐線(各駅停車)
 → 常磐線(快速)
 → 東北貨物線
 → 高崎線
 → 埼京・川越線
 → 山手貨物線
 → 宇都宮線(東北線)
 → 南武線
 → 武蔵野線

導入予定線区
 → 青梅線・五日市線
 → 横浜線
 → 京葉線

ATOSの話題

リファレンス

写真データベース

サイト内検索
 





広がるATOS

導入済み線区

→ 中央線(各駅停車)

初めてのATOS導入線区

 中央線(各駅停車)では、御茶ノ水−三鷹間を対象にATOSが導入されている。ATOSの導入は中央線(快速)と同時に進められた。両線はATOS導入の1号線区である。

 最初の導入ということもあり、導入には比較的長い期間が費やされた。まず、1995年10月までに各駅の装置が単独で使用開始になり、1996年12月14日に線区別中央装置が試験的に使用開始になった。3ヶ月後の1997年3月21日が、正式な使用開始日である。

全駅に電光掲示板

 中央線(各駅停車)では、全駅に電光掲示板が設置されている。

 中央線(各駅停車)は、全区間で中央線(快速)と並走しているが、乗り換えの便はあまり良くない。このため、中央線の各駅停車という性格より「総武線直通電車」としての意味合いが強い。



(市ヶ谷駅、2000/10 撮影)

 このためか、電光掲示板などでは「中央・総武線」という表記が主流になっている。

 中 野 11:24

(代々木駅、2000/4 撮影)

快速線と緩行線の分離は不完全

 中央線では、快速線と緩行線の信号機器等を分離する工事が進められている。これはもともと、複々線化時に両線が一体的に整備されているためである。最近になって、どちらかの信号機故障が他方にまで影響することが問題視されるようになった。

 ダイヤや車両の運用面でも、未だに快速線と緩行線の区別が曖昧な部分が残されている。深夜・早朝には、三鷹で快速線から緩行線へ乗り入れ、御茶ノ水で再び快速線に転じて東京へ向かう「オレンジ色の各駅停車」がある。これらの電車の中には、高尾を始発・終点とするものもある。逆に、総武線側から立川まで足を伸ばす「黄色い立川行き」もある。


参考/運用開始のスケジュール

〜1995/10 東京−三鷹間 電光掲示板と放送 使用開始
(以上、スタンドアローン)
1996/12/14 線区別中央装置 試験的に使用開始
1997/ 3/21 線区別中央装置 使用開始


関連ページ

広がるATOS

導入済み線区
 → 中央線(快速)
 → 総武線(各駅停車)

ATOSの話題

ニュース
 → 【飯田橋駅】 JRの駅改良工事、東西線の増発にあわせて完成予定か
 → 【中央・総武線(各駅停車)】 武蔵小金井滞泊が1本減、2017年3月改正で
 → 【中央線】深夜・早朝も「快速」快速線で運転へ、2020年3月改正
 → 【千葉市】駅前広場ないJR幕張駅、2023年3月までに整備へ

トピックス
 → 中央快速線リフレッシュ工事における旅客案内

フォーラム
 → 【御茶ノ水駅・水道橋駅】深夜・早朝の各駅停車と『自放音源』
 → 【新宿駅・御茶ノ水駅】「あずさ錦糸町行き」「各駅停車浅草橋行き」(2017年)
 → 【箱根ケ崎電車区】「電車特定区間」とは




2005/7/26(火)からの延べ閲覧数